“障害を持つ人や高齢者が主体的に自分の人生を設計できて、毎日をもっと自由に楽しめる世界を実現していきたい。”
これは、怪我や体力の低下、障害者や高齢者のニーズに合わせたさまざまな製品でクルマをカスタマイズし、カーライフをサポートしているオフィス清水代表取締役の清水深氏のコメントです。ウィルゴで使用している車両も、開業前に清水氏に相談して、利用目的に沿って、車いすリフトやサイドステップを装着してもらいました。もともとの車両個性を損なうことなく、機能的に活用するための最善の方法でした。
オフィス清水が提供する機材・サービスについて、ニューズウィーク日本語版が紹介しています。日本と欧米での福祉車両に対する考え方の違いと、その原点。福祉車両と関連する商品をとおして、その原点にある福祉そのものに対する意識・文化の違いを、清水氏が語っています。
健常者も障害者も、若者も高齢者も、皆がおなじ日常を共有し、同じ選択肢から自らの生活をデザイン・実践できる社会。福祉が目指すものとは、本来、このような世界であるべきなのでしょう。
“誰にとっても「選択肢のある日常」が当たり前になる社会を創りたい”と願ってうまれたブランド、Mana‘olana(マナオラナ・株式会社LUYL )や、視覚障害の方にも輝きある日常を…とネイルなどファッションサービスを提供するNail Le Braille など、障害があろうが健常者と同じ選択肢を持ち得る世界を目指す方々と、清水氏の思いは相通じています。さまざまな選択肢を提供する人々の一員として、ウィルゴも、障害を持たれていたり、高齢であったとしても、お出かけして、その場の空気に触れ、リフレッシュしてワクワクする選択肢を提供してゆきます。