2023年3月10日、あの「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜・大黒埠頭にやって来ました。
飛行機でアメリカ・フロリダ州から、カリフォルニア州サンディエゴへ移動し、ダイヤモンド・プリンセスでの船旅を楽しまれたご夫婦を、大黒埠頭旅客ターミナルでお迎えしました。岸壁に着岸したダイヤモンド・プリンセスは、とにかく、大きい!
今回のクルーズ、日本での最初の寄港地は神戸、その後、鳥羽に立ち寄り、横浜・大黒埠頭にやって来ました。入国審査を経て、多くの乗客は沢山のスーツケースや一緒に旅した愛犬を受け取り、到着ロビーに出てきます。ここで、ツアーバスに乗るのか、タクシーを使うのか、最寄駅までのシャトルバスを利用するのか、お迎えを待つのか等など、掲示された案内で目的の出口を確認したり、係員の誘導に従って到着ロビーを出ていきます。多くの乗客は、事前に申し込んでいたツアーバスで移動するようですが、タクシーやシャトルバスを利用する個人客も少なくありません。
大きな荷物持参の乗客たちは、タクシートランクに荷物を詰め込むのに苦労している様子。シャトルバスには、車いす利用者に対応したスロープが装備されているので、介助者のサポートで楽に利用できます。お迎えに向かったウィルゴは、旅客ターミナルから少し離れた駐車場に停車。タクシーやバス乗場には仮設テントがあり、雨天でも大丈夫そうですが、送迎用駐車場までの経路や駐車場所は、全く屋根もないし、雨天はかなり辛そうです(泣)。
電動スクーターをご利用のご主人、そして奥様。お二人を駐車場へご案内し、まずは、ご主人を車内にご案内。「スクーターに座ったままでも良いよ」とお聞きしていましたが、車内に入ると、「座席に移りたい」と言われて、スクーターの隣に用意された車内座席へ着座。スーツケースなど荷物も積み込み、奥様も着座され、港区内のホテルへ向けて出発。22日に飛行機で離日されるまでの間、京都・広島も訪問されると事前にお聞きしていたので、新幹線多目的室用チケットや、京都・広島でのアクセシブル・タクシー(介護タクシー)の手配もお手伝いしました。
コロナ禍で止まってしまっていた旅行やお出かけが、改めて動き始めた国内。クルーズ船でも、飛行機でも、来日されるお客様も戻ってきました。車いすや電動スクーターなどを利用されていても、スムーズに、リラックスして、日本国内を楽しんでいただけるよう、ウィルゴは、できる限りのサポートを提供していきます。