旅には、人それぞれの想いが詰まっていますよね。見知らぬ土地や文化に触れてみたい、思い出の場所を訪れてみたい、ただただノンビリと時間を過ごしてみたい…などなど。昨今のコロナ禍で、”旅”という響き自体が遠い世界に行ってしまった感がありますが、やがて、”旅”を取り戻すことができる時がやってくるはずです。
ウェルネスツーリズムとは、すこし難しく、最近のものみたいな響きかもしれませんが、どっこい、実は長い歴史を持つものだそうです。古代ローマ時代の戦士が負った傷や病気の治療に効果的とされた温泉入浴。日本では、そう、”湯治”です。また、お伊勢参りやお遍路などの聖地巡礼の旅も、ウェルネスツーリズムのひとつと言われています。
人々を惹きつける”旅”には、こんな4条件があるそうです。
四季折々の美しい自然と情緒に溢れ、四方を海で囲まれた島嶼の多様性を育み、源泉数28,000を超える世界有数の温泉資源、地域固有の食材を有し、世界無形文化遺産に登録された和食は今や世界共通語「WASHOKU」となり、発酵技術(HAKKO)は海外の一流シェフ達に高く評価されています。
国立大学法人琉球大学 ウェルネス研究分野 「ウェルネスツーリズムとは」
冒頭の写真にもあるように、海へおでかけして、砂浜や磯で波の音を聞き、潮の香りに触れることで、1/fゆらぎに身を委ねて、心身リフレッシュできるということも、典型的・代表的なウェルネスツーリズムのひとつなんだそうです。もちろん、自然以外にも、訪問先の文化や食材に接することでも、様々な刺激をうけて、心身リフレッシュすることができます。昨今は、バリアフリー化された温泉旅館なども増えてきていますから、海に近い温泉で、地元の食材をいただき、自然に触れる”湯治”の旅も楽しむことができるのは朗報ですよね。
これまでに、ウィルゴでは、幾つかのウェルネスツーリズムに関する情報を提供してきました。
また、遠方の景勝地へ出向くことが難しくても、東京近郊でウェルネスツーリズムを体感できる場所もありますから、気軽なおでかけが、自然に触れ、食に触れ、文化に触れて、日常に変化を与え、明日の活力になることは間違いないでしょう。
おでかけすることの負荷を減らし、リラックスして、楽におでかけできるウィルゴを利用して、ご自身の、ご家族のウェルネスを刺激し、活性化させてみてはいかがですか。