東京・ウォーターズ竹芝にあるJR東日本四季劇場[春]では、あの「アナと雪の女王」公演が行われています。開演前のロビーには、着飾った女の子や、様々な年代の観客がやって来ています。こんな会場へ、車いすご利用のご家族をお連れしました。
劇場のあるウォーターズ竹芝は、ゆりかもめ竹芝駅から歩いて3分、JR浜松町駅からでも徒歩6分と、アクセスしやすい場所です。車いすをご利用の方も、会場までのアクセスは良好です。
ウォーターズ竹芝正面入口を入ると、エスカレーターと階段が… 四季劇場[春]は3階にあります。360度見渡しても、エレベーターは見当たりません…
でも、エレベーターが無い訳ありません! そう、エスカレーターと階段の裏側にエレベーターがありますが、案内表示が目立たないので、ちょいと立ち竦んでしまうかも… この階段・エスカレーターの右に向かって、左に向かって、それぞれの通路を進んでいくと、裏側にあるエレベーターに行き着きます。それぞれの道筋は、動画で確認ください。そのエレベーターを利用して四季劇場[春]がある3階に到着すると、劇場入口は目の前です。
車いすご利用の方が、車で来場される場合についてです。上の写真にあるように、ウォーターズ竹芝前の車道と歩道の間には、段差と柵があり、段差のない場所は横断歩道があるところのみです。劇団四季によれば、「警察からの指導もあり、ウォーターズ竹芝前車道での乗降はお止めください」とのこと。車いすご利用者にとって車道での乗降が危険なのは勿論のこと、段差や柵があっては、なす術がありません。安全な方法はだた一つ、隣接するNPC24Hウォーターズ竹芝パーキングに車を停めると、車道・歩道を通ることなく、ウォーターズ竹芝へスムーズにアクセスできます。駐車場内には、当然のことながら、障害者用スペースが用意されていて、近くにはお手洗いもあります。エレベーターで1階まで降りると、目の前には自由劇場、そして、シアター棟入口があります。但し、駐車場棟と劇場のあるシアター棟の間には屋根がないので、雨天の場合は、ちょっとだけ濡れてしまいます。
劇団四季の公演を楽しまれるのは勿論のこと、近隣には、水上バスやクルーズ船が発着する船着場もあり、日が暮れると、素敵な夜景も楽しめますし、少し足を伸ばして、ボードウォークへのエレベーターも完備された竹芝旅客ターミナルからの夜景も一見の価値ありですよ。